あれから一年。

あれから、一年たちました。

ご報告したいことは山ほどありますが、
今日はどうしても載せたいお写真があります。

保護犬猫の映画と聞くと、
かわいそうで観たくないというお声をよく耳にします。
譲渡会も、かわいそうで行かれないとよくお聞きします。

確かに世の中には、理不尽な扱いを受け、
見るに忍びない状況の子はたくさんいると思います。
でも、保護された子たちの中には、
大切にされ笑顔を取り戻した子もたくさんいます。

かわいそうだからと目をつぶってしまうと、
かわいそうと思われている子たちに届く救いの手の数は
ずっと限られた数のままだと思います。

そしてまた、保護犬、保護猫と呼ばれる子たちにご縁がつながることで、
預かりボランティア宅の席が空き、
新たに幸せをつかむためのスタートラインに立てる子がいます。

上映会で写真展を開催しようと思ったのは、
保護された子たちの飛び切りの笑顔とか、安心しきった姿とか、
本当のご家族に囲まれ愛されながら生きる子たちとそう変わりなく
楽しかったり、嬉しかったり、穏やかに過ごす姿をお伝えできたら、
保護犬猫ってかわいそうなだけじゃないんだ
と思っていたけるかもしれないと考えたからでした。

保護犬、保護猫と呼ばれる子たちのイメージが少しでも変わってくれたら、
そこからつながるご縁もあるかもしれないと思ったからでした。

保護され、笑顔をみせてくれた子たちの姿を紹介しよう・・・。

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それが写真展を開きたいと思った理由でした。

でもその中から・・・、
この一枚を外すことはできませんでした。

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去年の今日、照(てる)は
ご家族探しのスタートラインに立つことも叶わないまま、
虹の橋へと旅立ってしまいました。

フィラリア症の末期と言われていた照。
それは、生きるために選択した手術でした。
でも、手術そのものができないほど照の血管はもろく、
一度開いた胸は、そのまま閉じられることとなりました。

それでも再手術できる日が来ることに望みを託し、
術後の経過もそう悪くないからと退院日も決まっていたのに、
退院するはずだった前日に、静かに静かに照は旅立ってしまいました。

洗濯物を干しながら晴れ渡った空を見上げると、
会いたいな・・・と思ってしまいます。

照だけでなく、逝ってしまった子たちみんなに・・・。



テルオさん、そちらの暮らしはどうですか?
あれから一年経ちましたね。
チビスケんちで暮らした子たちも、随分そちらに逝ってしまいました。
みんなで遊んだりしてますか?
もう苦しくなんてないんでしょ。
腹水でパンパンに張ったおなかも、今はきっと楽になって、
歩くだけで息があがっちゃった心臓も元気になって、
軽やかに走ったりしてますか?

いつかみんなに会った時、
「母さん、よく頑張りました。」って言ってもらえるように、
母さん、毎日頑張ってます。
防げる病気で死んじゃう子なんて
ひとりもいなくなるような世の中になって欲しくて、
母さん、頑張ってます。

母さんがこのままちゃんと頑張ったら、
いつか会った時、みんなして母さんのこと褒めてくださいね。
そしたらきっと、悲しかったお別れの辛さなんて、
吹っ飛んじゃうに決まってますから。

テルオさん。
時々でいいから、母さんのこと見ててくださいね。

テルオさん。
母さんは、あなたの事が大好きです。
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あっぱれ、ハレオな、照(てる)。

月曜日、照(てる)がお世話になった病院の支払を済ませてきました。
照へのいろいろが、段々、なくなっていきます。

土曜の夕方、照はお空に帰りました。

照が来てからこっち、通院ばっかりだったけど、
一緒にドライうした日のお写真、探してみました。

照がチビスケんちに来たのは、去年の暮れの28日。
翌29日の通院の日。
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以前のブログにも載せたと思いますが、
年末の澄んだ空気の中、お見事な晴天でした。

年明け、最初の通院も。
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その次の通院の時、カメラの電池が切れて、携帯で撮った空も。
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一度だけ、雨の日がありました。
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でもその次の2月に入った最初の通院も、やっぱり晴れ。
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そして、その次も。
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毎週、毎週しなければ間に合わなかった照の腹水穿刺。
でも、大変だと思ったことは一度もありませんでした。
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こんな景色も、見れちゃうしね。

ずっと照を診ていただいていた獣医さんでの最後の穿刺は夜でした。
なので、お写真ないけれど、その日も雨は降りませんでした。

手術していただけることになった獣医さんまでの道のりを、
チビスケ父の運転で照を乗せずに予習した日は雨まじりの曇天。

新しい病院への初めての通院の日も晴れ。
入院の日は曇り空だったけど、雨とはほぼ無縁の照でした。

チビスケ母がひとりでお見舞いに行った日は、雨。
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車に照が乗っていないと、雨なのかな~なんて思いました。

そして最後のお迎えに行った日は、お見事過ぎる晴天でした。
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いつか、照とお散歩したかった海岸。
一緒に行けなかったね。
赤い橋を渡る照を、カメラに収めたかったな・・・。

何度も通院するために走った道や、行きたかったけど行けなかったとこや、
照と一緒に少し遠回りしながら帰りました。

照がお空に帰る日、ホントはずっと一緒にいたかった。
でもチビスケ父と一緒に送れる日はその日しかないという日、
もう随分前から、布(にの)と功(くう)の
義足合わせに行くことになっていました。
わざわざ休日出勤をしてくだっさっているFさんです。
お断りするのは申し訳ないし、
そんなに遅くはならないだろうと予定通り、出かけました。

朝から、土砂降りの雨。
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涙雨・・・?
つい、そんな風に思ってしまいます。

義足合わせは、思いのほか時間がかってしまいました。
東京を出る頃は、まだ小雨まじりの暗い空でした。
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急いで帰りたいのに・・・渋滞に巻き込まれてしまいました。

お願いしていた葬儀屋さんがみえる時間には、間に合わないかもしれない。
それよりなにより、照とお別れするための時間がなさすぎる・・・。
なのでいらしていただく時間を遅らせてもらおうと思ったら、
携帯に葬儀屋さんの番号を控えていなかったチビスケ母でした。

二年ほど前から、何度もお願いしている葬儀屋さんなのに、
縁起をかつぐようだけど、携帯には登録せず、
毎回、毎回、電話番号を知らべ直して連絡してたんです。

自分ではどうにもならず、とわママに電話して調べてもらい、
無事、時間をずらしていただけました。

少しずつ、お空が明るくなってきました。
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照との帰り道、お花を買いました。
お別れの日まで、照に寄り添ってもらおうと。
お別れの日も、どうしてもお花を買いたかった。
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お花を買い終えた頃、
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お空はお見事、あっぱれな晴天に。

照は、あっぱれ、ハレオな男だったんですね。

照が帰って来た日、わざわざお花を届けてくださった方がいました。
涙が出ました。
一緒に泣いてくれました。

照が帰ってきた翌日、お花を届けてくださった方がいました。
大きな大きな花束が、照を飾ってくれました。

照を送る日、大急ぎで戻ったら、玄関にお弁当がありました。
大急ぎ過ぎて、帰りに買い物しようと思っていたけどその時間もなく、
夕飯どうしようと思っていた日でした。
お弁当と一緒に添えられたお花には、
優しさに溢れたカードが添えられていました。

たくさんのお花に囲まれて、
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照は、お空に向かいます。

桜の花、どうしても入れたかった・・・。
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もう春なのに、もうすぐ桜が咲くのに、
一度も一緒にお花見できなかったもんね。
一緒に、行きたかったんだよ。
元気になって、楽しいことたくさんたくさんするつもりだったんだよ。

手術しようと決めたこと、後悔してはいません。
それでも、いろんなこと、考えてしまいます。
もしもの話をしても、どうしようもないことだけど、
もし胸を開かなければ、今もまだここにいてくれたかもと・・・。

手術がうまくいかないかもしれないことは、覚悟していたつもりでした。
でも、退院まで決まってからのお別れは、あまりにもの不意打ちです。
浮かれて浮かれて良いことしか考えてない時に、
照ったら、それはあまりにも不意打ちすぎるよ・・・。

照が逝ってしまったとご連絡いただいた時、
ほとんどなにも聞けませんでした。
月曜日、手術を決断してくださった院長先生に、
お話聞くことができました。

照の最後は、とてもとても穏やかだったそうです。
さっきまで、静かに呼吸していたのに、
次に見た時にはすでに呼吸が止まっていたそうです。

眠ったまま、心臓がコトッと止まってしまったのでしょう。

できることなら、腕の中で逝って欲しかった。
でも、安らかな最期だったことを、あっぱれと褒めてあげなくちゃですね。

薄らボンヤリしたクリーム色の照は、薄らボンヤリした夕焼けのお空に、
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静かに登っていきました。

おそらく24時間、具合の悪かっただろう照が、
一度だけジャンプしたことがあります。
いつだったかの通院の帰りに、お昼ご飯にとコンビニでパンを買いました。
大きなパンを半分食べたところで、コーヒーがなくなり、席をたったら、
照、突然後ろ足で立ち上がり、首をグイッとまげて、
なんとなんと、ダイニングテーブルの上の、お皿の上に置かれたパンを、
ものの見事にパクッとくわえて着地。

大きなパンの両端が照の口からはみ出てて、
パンを取られた残念感より、おかしいやら可愛いやらの嬉しい感で、
思わず笑ってしまったことがありました。

同じパンを、お空に持って行ってもらおうと用意していたのに、
入れ忘れたチビスケ母です。
もちろん照にお供えしたけれど、消費期限が過ぎたところで、
しっかり食べさせていただきました。

照のところに、さらにふたつもお花が届きました。
添えられたカードを見て、涙が止まりませんでした。

照は、いぬ親会にも参加できなかったから、
センターでお世話になった人たち以外、
ほとんど誰にも会えずじまいだったのに、
今、たくさんのお花に囲まれています。
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思うところはいろいるあるけれど、短すぎる時間でも、
あんなにいい子と一緒に過ごせたチビスケ母は、幸せ者です。
短い時間のほとんどを、ほぼ一人占めできたチビスケ母は、
べらぼうに幸せ者です。

照は、出会った時からもうずっと、天使だったんだな~って思います。

照を思ってくださったすべての皆さま、ありがとうございます。
もう少し落ち着いたら、一度だけ、照との思い出を綴りたいと思います。
優しいお言葉をいただきながら、
まだほとんどの方にお返事もせずのままです。
少しずつ、お返事させていただきます。

明日、お空に帰ります。

まだ、そばにいる。
そばに、いてくれている。
なんだか、眠っているみたい。
触れることができるし、抱きしめることもできる。

でも明日、照はお空に帰ります。
もう、抱きしめること、できなくなると思うと、
どうにもたまりません・・・。

なるべく、なるべく、照との最後の時間を、
穏やかに心安らかに過ごしたい。
お別れの瞬間は、泣いちゃうに決まっているけど、
触れることが叶う今の時間を、大切にしたい。

この時間が、永遠ならいいのに・・・。

照へのたくさんの拍手、ありがとうございます。
そして、たくさんの優しいお言葉、ありがとうございます。
お返事しきれずの皆さま、もう少し、甘えさてください。
慰めの言葉が届くたびに、優しい言葉が琴線に触れ、
ホロホロと涙がこぼれます。
心の痛みを絞りだすかのような涙ではなく、
泣いていいんだよ、たくさん泣きなねと、
優しさに包まれた安ぎの中で溢れる涙です。

照のこと、落ち着いたらお写真と共に、残したいと思います。
今日は、載せようと思いながら、
ついつい先延ばししてしまってたお写真です。

誰とでも、上手に折り合いを付けることのできた照。
バーバー聡(さと)が大好きなお髭カットも、
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おとなしくさせてくれました。

ホントはちょっと迷惑だけど、
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反対側も、ちゃ~んとさせてくれました。

母さん、
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照はいつまで聡ちゃんにお付き合いすればいいですか~?

温厚で温厚で温厚で、
いい子過ぎる照は、あっと言う間に天使になってしまいました。

大切なことをお知らせずのままでした。
照、チビスケんちの子になりました。
いつの日か、みんなと一緒のお墓に入ります。
そのお墓には、チビスケ父と母も入ります。
だから、ずーっと、ずーっと、一緒です。

ただいま、母さん。お帰り、照(てる)。

照(てる)、昼過ぎにチビスケんちに帰って来ました。

帰ってきたのに、いつも自分であがった玄関までの階段を、
もう自分ではあがってくれませんでした。
晩御飯の時、「照も!照も!照も!」と
もう大喜びしてくれませんでした。

リビングに横たわる照は、まるで眠っているようです。

ずっとしたくてもできなかったことがあります。
照をギュっと抱きしめることです。
腹水が溜まっていた照を、むやみに抱き上げたり、抱きしめたりしたら、
照が辛いだろうといつもいつも加減してました。
もどってきた照を寝かせた後、今までできなかったこと、しました。

ギュっと抱きしめたら、おいしい匂いがしました。
あれっ?て思って口元をかいでもしませんでした。
どこかな?と思って鼻の頭をかいだら、おいしい匂いがしました。

ああ、照は朝ご飯食べたんだな・・・と思ったら、
良かった、良かったって思えて、
泣けて、泣けて、泣けて・・・。

明日、退院だったのにね。
照の心臓、もう頑張れなかったんだね。

泣きすぎて、目が痛い。
頭も痛い。おなかも痛い。
強烈に肩がこって気持ち悪い。具合悪い。

照のこと、もう少し落ち着いたら、また改めて綴らせていただきます。
優しいお言葉をかけてくださった皆さま、ありがとうございます。
優しさに触れるたびに、涙が溢れます。
泣いてもいいんだって思えて、心が救われます。

お写真、在りし日の照です。
IMG_38901603.jpg

在りし日の照だけを、覚えていて欲しい・・・。

照(てる)、虹の橋へ。

8時3分、病院から電話がありました。

照(てる)、心臓発作を起こし、旅立ってしまったそうです。
BIBIをデイサービスに送りだししだい、お迎えに行ってきます。

応援してくださった皆さま、ありがとうございました。


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探しています!
元預かりっ子の小梅が、2008年5月14日、千葉県習志野市新栄付近から迷子になってしまいました。
詳細及びポスターは→こちらです。ご協力、どうかよろしくお願いいたします。
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成犬・女子・儘(まま)
右後ろ足先欠損
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フィラリア陽性
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フィラリア陽性
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子犬・男子・幣(ぬさ)
準備が整いしだい
ご家族さま募集開始します
左前肢先欠損
成犬・男子・照(てる)
願い叶わず、2016年3月17日
虹の橋へと旅立ちました。
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