大学病院で・・・。

保護当初からの外耳炎がどうにも治らず、大学病院を紹介してもらった珍です。
治療中はかなり良くなるものの、様子をみましょうとお薬をやめるとまたぶり返してしまうという状況の中、前回、再治療になったとき、外科的治療も考えるべきかもしれないと言われていました。

外科的治療とは、耳の中の器官を丸ごと取ってしまうということでした。
お耳の形は変わりません。
なので外見はそのままです。
声も骨に響くので音は感じられるそうです・・・。

毎日の洗浄のたびに痛いのだと思います。
完治しないとしたら、毎日痛い思いをするより、単語の聞き分けができなくなったとしても、痛みから解放されるほうがストレスがなく、珍にとっていいことなのかもしれません。

前回の診断の後、ずっとそのことを考えていました。
大学病院を紹介してくださった獣医さんにも、何度も相談に乗っていただきました。

医者としては問題を解決しなくてはいけないから、その治療も否定しません。
でも○○さんは医者ではないからこそ、誰よりも珍のことを一番に考えてあげられるんですよ。

私は素人だから自分に置き換えて考えるしか想像できないし、だとしたら珍~って呼んで嬉しそうに走ってくる今が、ググッとかゴゴッとかしか聞こえなくなって、珍も癒々も寿々も同じにボボッとしか聞こえなくなって、そしたら今より嬉しい感が少なくなっちゃうって思っちゃって。
カッコいいね~って言うと喜ぶのに、グゴゴゴゴ~ッとしか聞こえなくても、慣れたら今みたいに嬉しいって思えるの?
それに、もしも、もしも手術したあとに、新薬が開発されてお耳の中取らなくても治ったかもしれないね~ってなったらと思うと、痛いのはかわいそうって思ってても、じゃあ取っちゃってくださいって踏み切れない・・・。

そんな堂々巡りのチビスケ母に、先生は親身になって相談に乗ってくださいました。

迷っているうちは踏み切らなくていいと思いますよ。
痛いのはかわいそうだけど、命にかかわる状況ではないのだから。

痛みって、慣れますか?
ず~っと痛いと脳が麻痺して、脳がなかったことにして防衛してくれないんですか?

それはないでしょうね・・・。

珍は毎日、どのくらい痛いんでしょう?
お散歩とか楽しそうに歩くし、耳掃除以外のとき他のワンコが耳にぶつかると痛がるけど、それ以外は痛そうには見えなくて・・・。

それがわかるのは一緒に暮らしている○○さんだけです。
珍のこと、よくみて判断してあげられるのは、今は○○さんなんですから、しっかり見て、判断してあげましょう。

そんな思いを抱えながら、前回からのお薬の効きが良くてもう少しお薬で様子を見ましょうと言ってもらえたらいいな~と思いながら大学病院に行きました。

悩んだことは無駄ではなかったと思います。
でも・・・珍のお耳、また良くなってたので、今度は人間用のお薬を手配してそれでもう一度挑戦してみましょうと言っていただけました!
人間用だからどんな副作用がどの程度出るのかがわからないそうです。
それでも、また珍に出せるお薬があったことが嬉しかったです。

良かった・・・。
お耳掃除は続くから、毎日、一回は痛い思いしちゃうけど、少しでも良くなれば痛みも和らぐからね。
もうちょっと、もうちょっと、頑張ろうね~、珍。


と、ご報告が長くなりましたが、今日はもうひとつ大学病院で見たことを書きたいと思います。


珍の診察の順番を待つ間に、ポメラニアンの患者さんが先生に抱っこされながらやってきました。
「○○さん、お待たせしました。」
その声を聞いたひとりの高齢の女性は椅子にバネが付いていたかのようにピョンと飛び上がり、先生に駆け寄り
「おかえり。いい子だったね。」
と言うと大事そうにエリザベスカラーを付けたその子を抱きかかえました。

大学病院は、一般の獣医さんでは手に追えない病気や怪我の治療をしてくれます。
ということは逆に、重い病気やひどい怪我の子も通ってきます。

ポメラニアンちゃんは、下顎がほとんどありませんでした。
下顎がないと口の中が丸見えです。
肉々しい色がむき出しになり、舌が出たままです。
上顎も多少切除したのでしょう。
お顔の形も多少変形していました。

ママは、その子が手元に抱けることが心から嬉しいようで、そっとそしてしっかり抱きしめました。
抱っこされたポメちゃんは、それはそれは堂々と、愛されていることを知っている子そのものの輝きを放っていました。
怖がり素(もと)が最初の頃に見せていた目とはまったく対照的な、生き生きとした真っ直ぐな目です。

ママは椅子に座るとポメちゃんにオムツを付け始めました。
「わかってる。わかってる。オムツがイヤなのはちゃ~んとわかってますよ。でもあなた、この前ママのお洋服濡らしちゃったでしょ。だからオムツしましょうね。いい子にしてね。偉いね~。」
って、周りに人がいることやポメちゃんのお顔が他のポメちゃんと違う形になったことなんてまったく関係なしで、ふたりだけのまん丸の世界がポワンとそこにありました。

ポメちゃんは真っ直ぐな目でチビスケ母のことも見てくれました。
出会った子にいつも感じるのと同じ気持ちがモリモリ湧いてきました。
(可愛いね~。な~んて可愛い子なんでしょう~。)

下顎のないポメちゃんに、それはそれは愛しそうに語り掛けるママは、ポメちゃんを抱っこしオムツを付け話し掛けるという大忙しの中、パパに電話してお迎えに来てもらうという大技まで繰り出してました。(笑)

お迎えに来たパパも、ポメちゃんのお顔をみて、それこそポメちゃんを抱っこしたママごと抱っこしそうな勢いで、家族揃って病院を出て行きました。

高額の治療をしたからすごいとか、高級品を食べさせているから偉いということではなく、家族を愛し、守ろうとする気持ちに触れたとき、圧倒的に感激します。
あなたの家族は本当に素敵な家族だね・・・って、思います。

あらあら、思っていた以上に長くなってしまいました。

さてさて、今日のお写真です。
お時間ありましたら、ご覧くださ~い。

まずは珍恒例の珍参上印付け。(笑)
90930a.jpg

今日の珍の大学遠征は金平党結成のための活動ではなく、ちっとも党員が増えないので気晴らしに昔の職場にお茶を飲みに来ただけだそうです。
90930b.jpg
とはいえ未来の党首ですので、秘書の癒々(ゆゆ)には同行してもらいました。
お茶なら僕も飲むよと、笑(わら)も一緒で~す。
運転手はチビスケ父。
「なんで僕の運転手さんはいつもビーサンなんでしょう・・・。」と、未来の党首、落ち込んでおりました。(笑)

教授仲間と楽しくおしゃべりした後は、小雨振る中お散歩しました。
90930c.jpg
先を行く笑とチビスケ母を見ながら、待ってくださ~いと急ぎ足になる珍と癒々です。
置いてかないからゆっくり歩いてくださいね!

雨なのでお散歩もそこそこに車にもどりました。
90930d.jpg

このお写真、ちょこっと記憶しておいてください。(笑)

お昼時だったので、チビスケ父&母はワンコOKのお店にランチに行きました。
90930e.jpg
食いしん坊の癒々が言いました。
「癒々のパスタはどこですか?」
チビスケ母は言いました。
「癒々のパスタはありません!」

「・・・ガックシです。」 by 癒々

そして車に戻り・・・
90930f.jpg

あれれ?さっきと車内が違いますねぇ~。
エヘヘ、激安洋品店に寄ったら、長座布団が激安で売っていました。
思わず衝動買い!

長座布団、もちろんワンズの大歓迎を受けました。
この続きは、また明日~♪

今日は、長~いブログに最後までお付き合いくださり、ありがとうございました~。
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