和(にき)のこと。

2006年の5月13日。
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5つの可愛い命がチビスケんちに到着しました。
お顔が少ししか見えませんが、一番左が源(げん)改めアレン。
そして然(ぜん)、伴(ばん)、和(にき)、幸(さき)です。

みんな揃ってたれ耳だけど、白、白茶、黒、黒茶、茶と、
見事に色違いのキョウダイでした。

その中の黒茶の和(にき)が、11月17日、
たったのたったの10歳で虹の橋へと旅立ってしまいました。

和です。
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元気よくお兄さんとお散歩に出かけ、
いつも行く公園で突然倒れたそうです。
まわりにいた人たちが助けてくださり獣医さんに運びましたが、
・・・間に合いませんでした。

ママは、ご機嫌でお散歩に行く和を送り出し、
獣医さんで、まったく動かなくなった和と対面しました。

あまりにも、あまりにも突然過ぎるお別れでした。

和には、3歳頃から癲癇の症状があったそうです。
でも今まで、癲癇と上手にお付き合いしてこれた和でした。
突然のお別れの原因が、癲癇のせいなのか、
それとも他のなにかなのか、それはわかりませんでした。

突然、ママからお電話があった時、チビスケ母は
和になにかあったとはまったく思いませんでした。
元預かりっ子たちのご家族から、久しぶりのご連絡があると、
嬉しいよりまず最初に、実は無事かどうかがなにより気になります。
お電話でもメールでもお手紙でも、久しぶりの時は心底ドキドキします。

でも和は、チビスケんちの子になった伴のキョウダイです。
なので、目を病んだことはあっても、
とっても元気な伴と暮らしているチビスケ母は、
和んちからお電話が来た時、、
和になにかあっただなんてまったく想像しませんでした。

だからお電話の向こうでママが話す言葉が、
なんだかテレビの向こうで起きているドラマかなにかのようで、
しばらく実感として心に届きませんでした。

そしてそれからこっち、伴を見ると和を思い出します。
伴を抱っこするたびに、
もうママが和に触れることが叶わないことに思いが至ります。
伴が今ここにいることの幸せを当たり前と思えず、
和がもういないことをどう理解すればいいかわからない毎日でした。

もうずっと前の預かりっ子だし、
あっと言う間にまん丸の幸せをつかんで巣立って行ったから、
キョウダイたちのこと、ご記憶にある方は少ないと思います。

でもチビスケ母には和たちキョウダイと過ごした日々が、
昨日のことのように思い出せます。

可愛い可愛い和のこと、残したいと思います。

5キョウダイの中で、左の幸と右の和が女の子でした。
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みんなして元気だったけど、駆虫薬を飲ませたら、
回虫てんこ盛りのウ〇チして、
まだ預かりを始めて二年もたたないうちだったから、
そんなウ〇チも、いちいち衝撃的でした。

でもキョウダイは、見事にすくすく育ちました。
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よく食べ、よく寝て、よく遊ぶ。
これが子犬なんだ~の見本のようなキョウダイでした。

伴と遊ぶ和。
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和、劣勢です。

でも、
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和も、負けてなんかいません!

ブレブレだけど・・・、
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ちんまい体で大騒ぎ~。

この頃は、デジカメというよりビデオ録画がメインな機種でした。
なのでストロボが付いていなくて、画質も色もブレ具合も、
随分と劣っていますが、それでもちびっ子たちの可愛さに、
何枚も何枚もシャッター切りました。

アレンと和。
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体はアレンが一番大きかったですが、
和たちみんな、互角に遊んでました。

遊んだら・・・、
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寝る。

夜になったら、
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寝る。

いつもいつも、キョウダイで寄り添い、
いつもいつも、楽しそうで幸せそうでした。

そして、それはそれは可愛かったのがこれ。
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まだ床に座って食事をとっていた頃でした。
チビスケ父の晩酌のおつまみがとっても魅力的だった面々。
テーブルの真ん中にお皿を置くだけで、誰も届きません。
テーブルに飛び乗ることも、まだまだできなかった頃です。

左から、幸、然、伴、アレン、和です。
ワンコって、足短いな~と思わず笑ってしまいましたっけ。

手前から、和、アレン、笑(わら)です。
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この頃、チビスケんちのワンコは、
まだ笑と寿々(じゅじゅ)と楽(らく)しかいませんでした。

キョウダイ揃って遊びます。
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目の前にあるもの、なにもかもがオモチャでした。

そして、寝ます。
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左から、和、然、幸です。

みんなして、
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寝ます。

長くは生きられなかった子猫の寧(ねい)。
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腕白で、お転婆で、いたずらっ子だったキョウダイなのに、
寧の具合が悪い事、誰に教えられたわけでもないのに、
わかっていたのでしょう。
寧にはいつも、みんなして優しく接してくれました。
寧、キョウダイたちに囲まれて、安心して眠れました。

みんなして、食べて、遊んで、眠った毎日。
捨て子という悲劇はあっても、
それからこっちの毎日は、なんの不安もなく、
楽しくて、嬉しくて、幸せな日々でした。

そして5月27日。
和は、まん丸のまん丸の幸せと出会いました。
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ネットを通じてお申し込みくださった、優しそうなご家族さまが、
和を家族に迎えてくれることになったんです。

和、まん丸のまん丸の幸せ、あっと言う間につかむことができました。
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お届けまでの毎日も、
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思いっきりイタズラして、

思いっきり、
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キョウダイたちと遊びました。

今度は伴が劣勢です。
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そして、安心して眠ります。
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チビスケんちに来たばかりの頃は、
食べやすいようにと栄養満点の缶詰を食べていました。
でも、ご飯入れの上も当たり前のように歩き、床中、ベチョベチョ・・・。
自分の器と他の子の器の区別もなくて、
落ち着いて食べればおなか一杯になるのに、
床だけじゃなくて、体中ベチョベチョ・・・。
食べるより、ベチョベチョの方が多いんじゃないの?
と言いたくなりました。

そんなキョウダイもいつの間にか、
ドライフードを食べられるようになりました。
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・・・でも、散らかしっぷりは来た頃と変わらないかも?
お掃除だけは、楽チンになりましたけど。

一か月もたたないうちに、
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赤ちゃん顔から、子犬顔になりました。

左から、アレン、幸、和。
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和たちは、次々とまん丸の幸せをつかめたので、
アレン、幸、和のお届けは、同じ日でした。

以前のブログに載せた、この頃の腕白っぷりのお写真です。
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そして、本当のお家に到着した和。
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それはそれはご家族に愛され、可愛がられました。

一人っ子になっても、お転婆ぶりは健在。
ママから届くメールに、ハラハラしちゃうほとの自由奔放っぷり。
でも、そのなにもかもを、可愛い可愛いと愛してもらえた和でした。

真っ黒な富士額がトレードマークだった和。
でも、お届けしてから一か月の間に・・・、
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微妙な変化が・・・。
上の二枚と下の二枚。違い、わかりますか?

正式譲渡にお邪魔した時、ブログに載せたお写真です。
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和のお顔、幸みたいな茶色になっていました。
事前にお話は聞いていましたが、たった一か月でこんなに変化するなんて、
未熟なチビスケ母、なにかの病気かもって獣医さんに聞いちゃいました。
もちろん、こうゆうこともあるそうで、病気なんかではありませんでした。

少しお姉さんになってきた頃の和です。
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可愛いな~。
ホントにホントに可愛いな~。

もう少しお姉さんになってきた頃の和です。
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可愛いな~。
そして、美人さんになってきたな~。

そして、そして・・・、イタズラもパワフルになりました。

すっかりお姉さんになりました。
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とっても美人さんに成長した和です。
でも心の中は、まだまだお子ちゃま・・・。
イタズラも、健在です。

この頃からでしょうか?
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男前と呼ばれるようになった和。
お散歩してても、女の子ですねって言われることなかったそうです。

そうかな~。
可愛いのにな~。
女の子にしか、見えないんだけどな~。

ママは最初、お子さんのために犬と暮らそうと思ったそうです。
でも和と暮らし始めたら、
和の存在に慰められ癒される自分に気付いたそうです。
そんなママと出会えた和が、幸せでないわけはありません。

和は、べらぼうに幸せでした。

そんな中、2014年に和に癌が見つかりました。
幸い、手術できれいに取り除くことができましたが、
痛々しいほどの大きな手術跡でした。
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右上のお写真、左後ろ足に癌ができました。

入院しなくちゃならなくて、和もママも寂しい思いをしたいけど、
でも術後も無事回復し、再発の心配もないようでホッとしたものでした。

左下のお写真、布を撒いたら土佐犬みたになっちゃいました・・・。
って、ママが言ったんですよ。(笑)

10年という歳月の中、お嬢さんはご結婚され、
ママはおばあ様になりました。
お食い初めの日、行事の間だけリードにつなぎました。
と届いたお写真が右下です。

ご家族の日々の暮らしの中はもちろん、
特別な日も、和は一緒に過ごしてきたんですね。

手術で剃られた足にも毛が戻り、
手術跡も段々、目立たなくなってきました。
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可愛い可愛い和に、
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また、なんの不安もない幸せな日が戻って来ました。

お孫さんと過ごす、穏やかな日々。
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この後、和は、ちゃっかりお孫さんのクッキー、せしめたそうです。

お孫さんと和です。
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お孫さん、
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和のぬくもり、覚えていてくれるかな・・・。

和のお誕生日ケーキです。
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ステーキ付き?

愛されて、愛されて、幸せ一杯の和。
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春、桜舞う公園での和。
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10年って、早いですね。
お届けしたばかりの頃、お兄さんと一緒の和です。
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そして、お会いした時はお嬢さんだったお姉さんも、
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今では二人のお子さんのママになりました。

ご家族の楽しいこと、大変だったこと、嬉しいこと、頑張ったこと。
そのどんな時も、共に過ごして来た和でした。

捨て子だった和は、
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この10年、それはそれは幸せに暮らしました。
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癌という大病もご家族さまのおかげで乗り越え、
大好きな人たちに囲まれ、美味しいものをたくさん食べて、
楽しいことた~くさんして、う~んとう~んと幸せでした。

その幸せは、明日も明後日もずっとずっと続くはずでした。

ママは言いました。
和が死んだ時、
絶対後悔しないようにしようって思ってました。
って。
それは、和の一生がまん丸のまん丸の幸せであることを、
実現させる覚悟があったからこその言葉だと思います。

あまりにも突然の、お別れに、
今は、後悔しかありませんと言うママ。

そのお気持ちを察することはとてもできませんが、
伴とのお別れだったらと思うと、
それだけえ心が引き裂かれるほど苦しくなります・・・。

和は、あの桜舞う公園で倒れたそうです。
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突然のお別れの後、ママはもう一生あの公園には行きません。
と言いました。
でも気付けば、毎日、公園に通っているそうです。

幸せ過ぎて、
他の子がもっともっと時間をかけて手に入れる幸せを、
あっと言う間に手にしてしまったのかな・・・?

そんな風にでも思わなくては、どうにも心を納得させることができません。

和と過ごした日々は、一か月もありませんでした。
そんなチビスケ母でさえ、理解できない、納得できない和とのお別れ。
ママの心は、どんなにどんなに痛く苦しいことでしょう・・・。

あんなに幸せだったんだもの、
もっともっとその幸せを感じていて欲しかった。
そんな風に思ってはいけないのかもしれないけど、
どうしても、そんな風に思ってしまいます。

それでも和の一生が、ママと出会った日からずっとずっと、
誰にも負けないくらい幸せだったことを、忘れないでいようと思います。

ママから、和が使うはずだったいろいろが届きました。
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万が一のことがあっても和が不自由しないようにと、
ご飯やトイレシーツやいろんなもの、
たくさんたくさん用意してたんですって。

そして、その中にママの手作りオヤツがありました。
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先週、和が食べるはずだったオヤツ。
そして、今週も作るはずだったオヤツ・・・。

こうゆの、寂しいですね。
悲しいですね。

和が食べるはずだったオヤツ、
ありがたく、みんなして美味しくいただきました。

可愛い、可愛い、和。
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10年だなんて短すぎるけど、あなたが幸せでいてくれたことが嬉しいです。

ご家族さま。
和に幸せにしてもらったと言ってくださったお言葉、
とてもとても嬉しいです。
悲しみが癒える魔法の言葉があれば、100万回だって伝えたい。
でも魔法をしらないチビスケ母です。

きっといつか、時が解決してくれる・・・。
自分の心と向き合うと、そんな言葉が浮かびます。

和のこと、幸せにしてくださり、本当に本当にありがとうございました。
いつの日かの再会の日、まん丸の幸せに生きた和が、
きっと笑顔で迎えてくれますね。
きっと、きっと、そうですよね・・・。


預かりを始めた頃、10年くらいしたら、
お別れのお知らせが届くようになること、
想像し、理解し、納得してました。

・・・嘘です。

理解なんてしてません。
納得なんてしてません。
みんな、みんな、幸せに、幸せに、100まで生きてください。
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探しています!
元預かりっ子の小梅が、2008年5月14日、千葉県習志野市新栄付近から迷子になってしまいました。
詳細及びポスターは→こちらです。ご協力、どうかよろしくお願いいたします。
ご家族募集中!
成犬・男子・随(まに)
脊椎損傷による下半身不随
成犬・女子・儘(まま)
右後ろ足先欠損
成犬・女子・楢(なら)
年齢10歳以上
フィラリア陽性
成犬・女子・埜々(のの)
軽度心臓肥大
鼠径ヘルニア
両膝蓋骨脱臼
成犬・女子・歌(うた)
左後ろ足指欠損有り
フィラリア陽性
子猫・女子・軽(かろ)
両目白濁及び左目結膜癒着
成猫・男子・兎々(とと)
全盲及び癲癇症状有り
成犬・女子・歩(ある)
準備が整いしだい
ご家族さま募集開始します
人馴れなし
フィラリア陽性
成犬・男子・照(てる)
体調が整いしだい
ご家族さま募集開始します
願い叶わず、2016年3月17日
虹の橋へと旅立ちました。
ぜひご覧ください!
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