縁(えに)改め、manaのこと。

もう随分前に、この年末年始は、悲喜こもごも・・・と書きました。

暮れに喪中ハガキが届きました。
その中に、OL時代にとてもお世話にになった
上司お二方のご家族からのハガキがありました。
お二人には感謝してもしきれないほど、
とても多くのことを教えていただきました。

去年の暮れ・・・、心の底から寂しくなりました。

悲喜こもごもというからには、嬉しいこともありました。
ほんの些細な喜びかもしれませんが、
当たり前に思っている日常が、当たり前に過ぎてくれたこと。
平穏であってくれることの幸せを、年末年始、改めて感謝しました。

そんな三が日が過ぎた一月四日。
元預かりっこの縁(えに)改めmanaんちから、
悲しい悲しいお知らせが入りました・・・。

とっくの昔にご報告しなければいけなかったことですが、
暮れからこっち、大袈裟でもなんでもなく、
おそらく今年一番の忙しさと思える多忙さで、
ゆっくりブログを更新する時間を持つことができませんでした。

でもこのことは、ゆっくりできないうちは綴れない・・・。
そう思い、もう3月という今日、やっとご報告する気持ちになれました。



今年の一月三日、
manaは虹の橋へと旅立ちました。

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年末に届いた大好きだった二人の上司のご家族からの喪中ハガキ。
そして年明けに届いた、悲しい悲しいお知らせ。
嬉しいこともたくさんあるけど、
心の底って、ものすごく深いんだな・・・と思うくらい、
底の底まで心が潜ってしまったような気持ちになりました。

本当のお家に到着して、たったの1年ちょっと・・・。
せっかくつかんだ、飛びっきりの幸せなのに、
なぜもっと・・・。
自分の気持ちに整理がつきませんでした。

2015年の暑い暑い夏の日、
行き倒れになり瀕死の状態で保護された、
10歳を超えていると思われる大型犬の女の子がいました。

ギリギリのところで、なんとか生きることを許されたその子は、
縁あってチビスケんちの預かりっ子となりました。

「縁」と書いて「えに」と名付けたその子は、
ほんの数歩歩いただけで崩れ落ちるほど体力が衰え、
もう限界なのかなと思わせるほどのヘナチョコぶりでした。

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それでも生きるチャンスをつかんだその子を見て、
こんな大変な目にあったんだもの、
残りの犬生、なにがなんでも、
べらぼうにべらぼうに幸せに生きなきゃね・・・と思いました。

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とは言え、高齢の歩くことも儘ならない大型犬。
股関節形成不全。良性だったけど脾臓にシコリがあり全摘。
皮膚のあちこちに、これも良性と思われるシコリがあり、
背中には大きな脱毛までありました。

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なので、ご家族探しは難航するかも・・・と思いましたが、
manaの鷹揚で天然な愛らしさっぷりに、こりゃもう、
なんとしても幸せに生きて欲しいと、ただただ思ったものでした。

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でも、難航するかも・・・と思った預かりの気持ちなんて、なんのその!
manaのこと、とっても気にかかると
言ってくださる方が早々に現れました。
ほんの一か月ほど前に最愛の子を亡くしたばかりのご家族さまは、
manaをすぐに迎え入れる覚悟がまだできていないとおっしゃいました。
それでも目が離せないと・・・。
だから、もし他に優しい方からお声がかかったら、
manaのことは諦めますが、もしご縁がないままのうちに覚悟ができたら、
お見合いしたいとおっしゃってくださいました。

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パパとママがmanaのこと考えてくださっている間、
manaもいろいろ頑張りました。
かなりひどり偏食だったけど、
バランスのとれたご飯、食べるよう頑張りました。
ほとんど歩けなかったけど、
たくさんたくさん歩けるようにって頑張りました。

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チビスケんちの最初の預かりワンコの湧(わく)改めワッカんちの、
黒ラブのカムイにも会いにも行きました。
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左から、ワッカ、mana、カムイです。

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こ~んなにまったりしてるのに・・・、

オヤツを見たら、
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ガォ~~~~ッ!

そしてまた・・・、
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まったり。
なんとも言えない、ホントになんとも言えない、可愛さで・・・。

たくさん歩けるようになったから、ロング散歩にも行けました。
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ちょっと暑かったので、歩いては・・・、
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休み、歩いては、休みなゆっくり散歩です。

この日のメンバーは、高齢と言われる域に入った、
manaと元預かりっ子の愉(たの)とチビスケんちの笑(わら)。
下半身不随の随(まに)と
元預かりっ子の右前足先欠損の功(くう)改めそらと
同じく元預かりっ子の両前足損傷の布(にの)改めニーナでした。
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車椅子を使ったり、カートを使ったり、
のんびり、のんびり、歩きました。

mana、ち~っともまっすぐ歩きませんでした。
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だからって、頑固なところなんてまったくなし。
manaとのお散歩は、いつだって楽しいことばっかりでした。

せっかく来たからね~な記念写真。
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横浜赤レンガ倉庫の前で。

そしてまた、休憩・・・。
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シニアライフっていいな~って、つくづく感じました。

そして秋、ご覚悟ができたご家族さまと、お見合いしたmana。
初めて出会ったはずのその日、
まるで、ずっとずっと前から家族だったみたいでした。

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パパに寄り添うmanaです。

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ママの手作りおやつ、おいしそうに食べているところです。

manaは、素敵な素敵なご家族さまに迎えていただくことになりました。
それはとっても嬉しいこと。
それと同時に、可愛いmanaが
遠くに行ってしまうのだな~ということでもありました。

なので・・・、思い出作りの、
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海散歩!

歴代の預かりっ子たちが渡った赤い橋。
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manaも元気に渡ることができました。

この日の風、日差し、心地よさ、
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よく覚えています。

manaも、
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きっと気持ちよかったよね・・・。

そして10月の末、manaは本当のお家に到着しました。
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お届けの日、お見送りしてくれたご家族さまの姿を見て、
なんだか、その日はmanaのお家に遊びに行って、
駐車場までお見送りしてもらった・・・なんて思えるほど、
ご家族さまとmanaはとってもとっても自然でした。

一か月後の正式譲渡確認は、フォトグラファーのパパのアトリエで。
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随と、そらと、ニーナと笑も一緒でした。
預かりっ子時代、そらとはよく遊んだmana。
アトリエでも、楽しそうにガウガウしてました。

パパの前でお澄ましmana。
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な~んて可愛いお顔するんでしょう。
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mana、そりゃもうべらぼうに幸せでした。
先代ワンコさんも黒ラブちゃんだったお家です。
ラブのこと、よくご存じなことはもちろん、
お留守番もほとんどなくて、いつだってご家族と一緒に過ごしました。

愛されて、愛されて、思い切り、甘えん坊になったmana。
思い切り、甘えることができたmanaでした。

この幸せが、10年続くと思うのは贅沢かもしれないけど、
許されるのであるのなら、やっぱり10年続いて欲しいと思いました。

でも・・・、良性と思われたシコリが、
そうではなかったことがわかりました。
ご家族さまはすぐに手術に踏み切り、
ことなきを得たかのように思えました。

それなのに、ひとつ治すとまたひとつと、
manaの体は病魔にむしばまれ続けました。

獣医さんにお任せするだけでなく、
manaに良いと思われること、
たくさんたくさんしてくださったご家族さま。
だからチビスケ母は、manaが大変だということはわかっていても、
きっと大丈夫と思っていました。

でも・・・、体調を崩し病院に行った帰りの車の中で、
ご家族さまに見守られながら、manaは旅立ってしまったそうです。


manaと最後に会ったのは、ママが骨折中にも関わらず、
去年の4月の湘南地区でのいぬ親会に遊びに来てくれた時でした。

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そりゃもう、笑っちゃうくらい素っ気ないから、
笑っちゃうしかなかったけれど、
でもmanaが、元預かりのことなんてすっかり忘れて、
ご家族さまだけを見つめる姿に、
manaのべらぼうな幸せが見え、本当に本当に嬉しかったです。



manaが旅立ってから二か月が経ちました。
その間、折々にmanaのことを思い出しては、
どうしてなんだろう・・・と、
早すぎる旅立ちが納得できない日々でした。

これは勝手な勝手な解釈なんだと思うけど、
manaは、最後の最後の日々だけは、
幸せに、べらぼうに幸せに、生きたかったのかな・・・って
思ったりしています。

本当は、あの暑い夏の日に、もうダメで、ホントにダメで、
ギリギリのところを、ホントはもう越えてしまっていたのかもしれない。
でも、そりゃもうべらぼうにいい子なmanaが、
そんなところで野たれ死にするなんて、あってはいけないことだと、
mana自身も、そして犬の神様も思ったのかもしれない。
だから、最後の最後の力を振り絞って、息をすることをやめないで、
犬の神様が行き倒れになっているmanaのところに人をやって、
もう少しだけ生きるチャンスを、与えてもらえたのかもしれない・・・。

そんな風に思えてしまいます。

せっかく生まれてきたのだから、
なにがなんでもパパとママに会って、
最後の最後、べらぼうに愛されて、幸せに生きたいって・・・。

その願いが叶ったのかなって、
そんな風に思ってしまいます。

ご家族さまにとっては、あまりにも早すぎるお別れだったけど、
manaは、最後の最後、べらぼうに幸せで、
あ~、楽しかった。嬉しかった。幸せだった。
そう思いながら、旅立ったのかな・・・って。

勝手な勝手な解釈だけど、そんな風に思うようになりました。

manaの正式譲渡の時、パパのアトリエで随(まに)や
功(くう)改めそらや、布(にの)改めニーナのお写真、
撮っていただきました。

その時、チビスケ母はmanaとのお写真、撮っていただいたんです。

manaとチビスケ母1703

もう会うことは叶わないけど、写真の中のmanaは、
確かに確かにチビスケ母を見つめてくれています。
manaの瞳に、チビスケ母が写ったことがあるという事実がそこにある。
そのことが、どんなに嬉しかったことか・・・。



元預かりっ子たちの幸せを、心から願ってます。
べらぼうに幸せな元預かりっ子たちに、いつまでも、いつまでも、
その幸せの中にいて欲しいと、心から願ってます。
だから、早すぎるお別れには心がついていってくれません。

manaのこと、ご報告するまでに二か月もかかってしまいました。
離れて暮らしていることをいいことに、
お別れの事実をなかったことにして、
今もあのお家で幸せに暮らしていると思ったりしたこともありました。

早すぎるお別れは、いつでも大嫌いです。
ただ、お別れまでの日々、
manaが心から望んでいた幸せの中にいた事実を、
素直に思い出すことができるようになりました。

せっかくべらぼうに幸せだったんだから、
もっともっと、ご家族さまと一緒にいて欲しかった。
その気持ちは今も消えません。

それでもmanaに、
良かったね。
最後の最後、う~んと、う~んと幸せになれて。
最後の最後、う~んと、う~んと愛されて。

manaは、パパとママに会いたくて、あの日、頑張ったんだね。

そんな風に、思います・・・。

ご家族さま、manaのこと、ずっと綴らないままでごめんなさい。
短すぎましたけど、manaにたくさんの幸せを与えてくださり、
本当にありがとうございました。
mana、可愛かったですよね。
べらぼうに可愛かったですよね。
そんなmanaと、数か月でも一緒に過ごせて幸せでした。

ご家族さまとは、100年一緒にいて欲しかった・・。

ご家族さまへのお礼の気持ち、上手に伝えることができませんが、
manaを見つけてくださり、迎えてくださり、
そしてたくさんの愛で包んでくださったこと、
心から感謝します。

本当に、本当に、ありがとうございました。

manaのご家族写真です。
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mana・・・、とっても美人さん♪
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成犬・女子・歌(うた)
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子犬・培々改めbebe
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子犬・路々(ろろ)
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虹の橋へと旅立ちました。
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