根(こん)、虹の橋へ・・・。

突然のことに、戸惑うばかりです。
根(こん)、4月11日の未明、虹の橋へ旅立ってしまいました。

根は、預かりっ子です。
たくさんの方に愛され、応援されていた子です。
だから、すぐにご報告をしなくてはいけない
ということはわかっていました。
でも、どうしても、どうしても、お知らせする気力が持てませんでした。

10日の朝ごはんを普通に食べ、ここ最近、ちょっと弱ってきたなと感じることはあったけど、いつもと変わらず過ごしていたように思います。
でもその晩、食いしん坊の根が、晩ごはんを一口も食べませんでした。
それでもそれほど心配もせず、
これが続くようなら病院に行こうとチラリと思っただけでした。

毎日の雑事に追われ、夜になるとすぐ眠くなり
すっかり夜更かしができなくなったチビスケ母ですが、
珍しく夜更かしし、その晩眠ったのは11日の午前2時過ぎでした。

根は穏やかな寝息をたて
気持ち良さそうにぐっすり眠っているように見えました。
チビスケ母も、明日の朝ごはんは少し多目にあげなくちゃねと思いながら、
安心して眠りにつきました。

朝の目覚めとともに、眠っている根を見ました。
横になっている位置は変わっていましたが、
気持ち良さそうに寝ているいつも通りの寝姿でした。

でも、おなかが上下していない・・・。

そんなはずはないと、しばらく根を見つめました。
それでも微動だにしないおなか。

そばに近寄り、またしばらく根を見つめました。
そんなはずはない。
そんなはずはない。
そう思いながら、根に触れてみました。

毛のないおなかは暖かかったです。
それなのに、そんなはずはない。そんなはずはないと思いながら、
いくら触っても目を覚まさない根でした。

根ぴ。根ぴ。
揺すりながら呼びかけました。

ものすごく穏やかなお顔なのに、寝ているようにしか見えないのに、
根ぴは起きてくれませんでした。


ガウガウ根は、その日の10日くらい前にも流血騒ぎを起こしました。
病院に行く時間がなく、お薬を郵送していただきました。
そのお薬を使い切る前に怪我も良くなり、良く食べ、良く眠り、
お散歩を嫌がることも一度もありませんでした。

思い起こせば、ここのところものすごくウ〇チを食べたがりました。
食糞の理由の中に、足りない酵素を欲しているというような
記述がありました。
そう言えば最近、室内で粗相をしてしまうことがよくありました。
毎日のように、しかもわざわざ座椅子や長座布団の上で
突然、大量のシッコをするようなことがありました・・・。

たくさん食べているのに、最近また痩せてきた根。
おなかを壊さない程度にご飯を増やしていましたが、
もっとなにか、体が欲していたものがあったのかもしれません・・・。
食いしん坊の根が、一食丸々食べないなんて、
とんでもなくおかしなことだとなぜ気づかなかったのか・・・。
いつも通りに見えたけど、たとえばお漏らしとか、
根の体が出してるSOSを、見逃していたのかもしれない・・・。

そんなことをずっと考えています。


根の火葬をお願いしたとき、何歳ですか?と聞かれました。
わからないんですよね・・・。と答えました。
火葬が終わった時、
かなりご高齢だったのではないかと思いますよ。と言われました。
根の骨は、骨粗しょう症もいいとこな、スカスカの骨でした。
もしかしたらまだ若いのに、栄養失調になって
骨粗しょう症になったのかもしれないけど、
十分天寿をまっとうしたと思いますよ。と言われたとき、
ものすごく慰められた自分がいました。

こんなことになるなんて思ってもいなかったから、
御棺代わりのダンボールもなくて、玄関に長座布団を置き、
一緒に入れるつもりのバスタオル敷きお花いっぱいで根を覆い、
自宅の駐車場で火葬してくれるという葬儀屋さんが来るのを待ちました。
車が到着し、重いでしょうから、私が運びますと言ってくださったけど、
どうしても自分で運びたくれ、抱っこして連れて行きました。

少し熱いよ。
我慢しなね。

そんなこと、根に言いました。

これが生前の最後のお姿です。
どうぞごゆっくりお別れしてください。

そういわれ、何度も何度も根の頭を撫でました。

根ぴ。根ぴ。ごめんね。ごめんね。
そうつぶやいていたのに、最後の最後は、

お前は、バカだ。ホントにバカだ。
そう言っていました。

噛もうが、喧嘩しようが、ウ〇チ食べようが、
生きててくれさえすればいい。
それなのにこんなにあっさり死んじゃうなんて、ホントにバカだ・・・。

何回も流血騒ぎを起こして、そのたびに数日でケロッとしたくせに。
捕獲されたとき、あんなに皮膚の状態が悪くて、
ずっとおなか壊していたのに、それでも生き延びたくせに。
だからチビスケ母は、根は生命力の強い丈夫な子なんだと思っていたのに。

ガウガウしながら、なかなか本当のご家族が見つからなくて、
この先何年もチビスケ母に叱られて、この先何年も甘えて、
この先何年も食いしん坊のままで、この先何年も頑固一徹で。

最後の最後は、ヨボヨボのお爺さんになって寝たきりになって、
それでもご飯だけはモリモリ食べて、
う~んとう~んと手をかけさせて大騒ぎして、
たくさんたくさん思い出残して逝くんだろうなって思っていたのに・・・。

たった一回ご飯を食べないくらいで逝っちゃうなんて、
なんの心の準備もさせてくれないなんて、
どの子にも、明日がある保障なんてないことくらいわかってるけど、
だからこそ、毎日、毎日、後悔しないように生きていかなくちゃ
いけないってわかっているけど、
だからってそれを身をもってチビスケ母に思い知らせなくたって
いいんじゃないの?

あっけなさ過ぎて、ただただ茫然とさせられて、
その後、悲しませて、寂しい思いさせて、挙句の果てには怒らせて・・・。
いったいあなたはなんなのさ。
なにしにチビスケんちに来たのさ。
こんなの、ひどすぎるじゃない。

会いたくて、もう一度会いたくて、
そんなこんなの堂々巡りです・・・。

根がチビスケんちに来たのは、2011年の8月です。
その年の初めにチビスケG(チビスケ母の父)が他界し、
一年弱の介護生活が終わり、いろんなことが片付き始めた頃でした。

根のこと、ご報告しなければと思いつつ、
根が来たときからの写真をずっと眺めていました。
写真を見ながら、可愛いなと思ったり、カッコいいなと思ったり、
ブログに載せてたくさんの人に見せたかったなと思ったお写真を
徒然とピックアップしてました。
根が写っているお写真は、もっともっとありますが、
ピックアップした枚数を数えたら、2011年の分が、174枚。
2012年は305枚。
でも2013年は、12年の秋からチビスケBIBI(チビスケ母の母)の
介護が始まり、たったの 125枚。
そして2014年はまだ数か月残っているけど、
たったの、たったの46枚でした。

BIBIが来た後、お散歩もままならなくなったり、
ガウガウするからと誰かと会うような時はお留守番になったりと、
随分、不憫な思いをさせてしまったと思いました。
でも、写真を見ていたら、フリーでお留守番させられず狭い所に
隔離していたので、逆に長時間の外出は一緒にとか、
日頃、不自由させているからと、
根ったら、思いのほか他の子よりたくさんあちこちお出かけしてました。

そんなお写真を眺めていたら、すっかり忘れていた
大変だったことも思い出したけど、
すっかり忘れていた
楽しかったこともたくさんあったことにも気づきました。

思ってたほど、不憫せじゃなかったのかも・・・。
思ってたより、幸せだったのかも・・・。
そんな風に思えるような気がしました。

正直、まだまだ気持ちの整理はつきません。
すでにブログに載せたお写真もたくさんあるけど、
この数日で選び出した数百枚のお写真の中から、
少しずつ根との年月を綴っていこうかなと今は思っています。
そうすることが、気持ちの整理につながると思うので・・・。


根の最後は、まるで眠っているようでした。
苦しんだとか、異変を感じたとか、そんな感じがまったくなくて、
グッスリ眠ったら目が覚めなくなっちゃった・・・という感じでした。

11日の朝、まだ暖かかった根です。
なので、チビスケ母が起きる少し前まで普通に寝ていたのだと思います。
できることなら、チビスケ母が起きるまで待っててほしかった・・・。
叶わぬ願いと知りつつ、そんなことも思います。

仕方のないことだ・・・と思える時もあります。
どうにも納得できない・・・としか思えない時もあります。
まだまだ、揺れっぱなしです。


皆様にお願いがあります。
根が、大勢の方に愛され応援されていた子だということは
身に染みてわかっています。
そして今の自分が支離滅裂なこともわかっています。
それでも、根の最後にあたり、我がままを言わせてください。

友知人の皆様、どうかしばらくの間、チビスケ母をひとりにしてください。
慰めや励ましのお電話やメール、そしてチビスケ母が断ってはいけないことと思いつつ、根へのお花などもどうか送らぬようお願いさせてください。

今はものすごく混乱していて、お電話をいただいてもきっとヘラヘラ笑いながら、心配してくれてありがと~と応えてしまうと思います。
優しいお気持ち一杯のメールをいただいたら、お返事しなくてはと焦ってしまうと思います。
たとえば匿名でお花が届いても、いったい誰からだろう。お礼をしなくちゃと、そのことが気になってしまうと思います。

葬儀屋さんの、天寿をまっとうされたと思いますよという言葉に、
確かに確かに心が慰められました。
そっか、そっか、根は爺さんだったのか・・・。
短命じゃなかったんだね。長生きできたんだねと・・・。

でも今は、誰かと話すことすら苦しくて・・・。
根の思い出を語り合うには、早すぎて・・・。

根のこと、少しずつブログに残していきたいと思っていますので、
どうかそんな風にしか伝えられないチビスケ母の我がままを
見守っていただければと思います。

根は、ものすご~~~~~~~~~く、大変な子でした。
だからこそなお、ものすご~~~~~~~~~く、愛しい子です。

お世話になった皆様、応援してくださった皆様、
本当にありがとうございます。
こんなたったの二行の言葉でしかお礼が言えず、
しかもひとりにして欲しいなどと我がままを言うこと、
どうかお許しください。

根、他んちの子になって、
一人っ子の幸せをかみしめることはできませんでしたが、
もちろん、もちろん、チビスケんちの子になりました。

チビスケ父と母は、ワンニャンと一緒に入れるお墓を数年前に買いました。
なので、根はこれからもずっとチビスケファミリーと一緒です。
一人っ子は魅力的だったと思いますが、根は、チビスケ父と母を好きでしたので、きっとそれでいいよと言ってくれると思います。

IMG_50771204.jpg
今年一月のお写真です。

ずっとずっと根を応援し、見守ってくださり、ありがとうございました。
たくさんの優しいお気持ちに支えられた根は、幸せ者です。
大家族に預かられたことで、大変なこともてんこ盛りあった根ですが、
2011年の8月に殺処分されるより、
ここんちの方がよっぽどましだったよと言ってくれると思います。

チビスケ母、じっくりじっくり、根との日々、出会った意味、
いろいろを噛みしめ、いろいろと考えてみたいと思います。
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