功(くう)のお母さん。

おてわんさん の、ブログをご覧くださった方は、
すでにご存じと思いますが、
功(くう)には、お母さんがいました。
功のお母さんは、おてわんさんちに預かられている、
ほののんちゃんです。
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もちろん、誰にでもお母さんはいますが、
まだおてわんさんのブログをご覧になっていらっしゃらない方のために、
簡単にご説明します。
(気持ち入っちゃうかもなので、簡単にできるかは???ですが)

今月初めの篠崎での臨時いぬ親会に
ほののんちゃんと一緒に参加した、おてわんさん。
その、ほののんちゃんを愛しそうに撫でてくださる
一人のご婦人がいらしたそうです。
そして、ほののんちゃんを撫でながら、
「覚えてる?」と言い、涙を流されました。

ほののんちゃんは、野良ちゃんでした。
その方は、ワンコと一緒に暮らすことはできないので、
野良ちゃんだったほののんちゃんに、時々ご飯をあげていたそうです。

しばらく姿が見えないな~と思っていたら、
ある時、子犬を連れてきたほののんちゃん。
その子犬が、功です。

姿が見えなかった頃、功を産み、子育てしていたのでしょう。
連れてきた子犬は功だけで、他にキョウダイがいたのか、
最初から一人っ子で生まれたのかはわからないそうです。
ほののんちゃんと功は、時々は、ニャンコと一緒に
その方からご飯をもらっていました。

そんな平和な日々がずっと続くはずでした。
ところがある日、功がワナにかかってしまいました。

最初に功が保護され、一度は逃げたほののんちゃんですが、
子供が心配で戻ったところを後から保護されました。

保護された時がずれたためか、親子は親子とは思われず、
センターでは別々に保護されていたのでしょうか。
おてわんさんも、チビスケ母も、親子ということはまったく知らず、
同じ日に、別々の保護ワンコと思い受け入れました。

ほののんちゃんは、早々にご家族探しが始まり、
その方はお母さんワンコの無事を知ることができました。

でも、昨年末の センターレポート で、
子犬の姿を確認することはできたものの、
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なかなかご家族探しが始まらず、
功のその後を知ることはできませんでした。

そしてその方は、ほののんちゃんがいぬ親会に来るとしり、
会場まで会いに来てくださり、優しく優しく撫でてくださったそうです。

おてわんさんも書かれていますが、
預かりっ子の過去は、想像するしかないことがほとんどです。
なので、今回のように、功のお母さんが誰か知ることができ、
功が保護される前、どんな暮らしをしていたかを知ることができたことが、
それはそれは嬉しかったチビスケ母です。

功のお母さんがほののんちゃんだとわかった日は、
実は功の傷についてブログに載せようと思っていた日でした。
でもその時は、功の怪我の経緯を、まだ詳しくは知りませんでした。
なので、チビスケ母の想像のお話をブログに載せるのは
少し待とうと思いました。

チビスケ母の想像は、功の傷が
ワナによるものではないかということでした。
押しつぶされたような形状の傷から、思い出されるワナがありました。
そして残念ながら、おぞましい想像はあたってしまいました。

以下、載せずに置いた功の傷への思い、改めてアップします。


*****   *****   *****


【功(くう)の傷。心と体・・・。】

今日は、チビスケ母の勝手な想像のお話です。
残酷な想像もありますので、
功(くう)の可愛いお写真だけ見たいな~という方は、
文章は飛ばして、一番下のお写真だけ見てくださ~い。

功の足の傷を見た時、傷口のつぶれ具合から、
とあるワナを想像しました。

OLだった頃、上司の一人が狩猟の趣味を持っていました。
ある日、自分が撃ったうさぎの耳を持ち、
得意げな顔で写る写真を嬉しそうにチビスケ母に見せました。
その瞬間、体中毛が総毛立ったのを今でも覚えています。
まだ入社したてだったチビスケ母ですが、
その人のことを思い切り軽蔑した目で見ながら、
「かわいそう。」と心の底から絞り出すような声で抗議し、
持論をぶちまけてしまいました。

「〇〇は優しい子なんだな。」
と、大人だった上司はみんなの前で恥をかかされたにも関わらず、
チビスケ母を責めることなく、円満にその場を収めました。

それからしばらくして、また鉄砲撃ってきたよ。
とチビスケ母たちに休日の楽しみを話す上司。
でもその時から、上司が楽しそうに鉄砲撃ちの話をする時、
そのターゲットはうさぎではなく、いつもお皿でした。

上司がそれから、狩猟をまったくしなかったかどうかはわかりません。
でも、命を奪ってそれを自慢することを不快に思う人間がいることは、
理解してくれていました。

話が少し逸れました。

功は、保護されたとき、
千切れかかった足先がまだぶら下がっていました。

チビスケ母が想像するワナにかかったとしたら、
ワナを抜けるためには自分の足先を千切らなければならないでしょう。
必死で暴れたはずみに、ワナが外れたとも考えられますが、
暴れて外れるくらいのワナに出会える幸運は、
決してありふれたものではいないと思います。

ワナにかかった功を見た仕掛け人は、
犬以外のものを狩るつもりだったのに、見に行ったら犬がかかっていた。
犬なんて食べないし、まだ生きているのを殺すのも手間だし、
もしくは不憫に思い、外したのではないかと思います。

そして功は、千切れた自分の足先をプラプラぶら下げたまま、
必死に逃げたのだと思います。
だから、人をこんなにも怖がり、信用できないのだと思います。

まだ一歳にもならない子犬がワナにはまり、
自分の手が千切れるほどの衝撃を受ける。
怖い怖いワナから逃げたくても、
手にワナが食い込んで逃げることができない。

もし簡単に千切れるほど鋭いワナなら、
かかった動物が逃げてしまいます。
だからきっと、スッパリ千切れることなく、
ザックリ骨と肉に食い込まなければならないのでしょう。

もし自分の足が、そのワナにはまり、肉が裂け骨が見え、
そして誰かが襲ってきたら・・・。
どんなに怖いか、想像するだけで吐き気がしてきます。
つかまりたくない一心で、自分の足を千切って逃げるだろうか。
自分の足を千切るなんてこと怖くてできなくて、
襲ってくる人間の前ですくんでしまうだろうか。

もちろん、功の傷が、ワナと確定しているわけではありません。

どこかに挟まった事故による傷かもしれません。
自分で勝手にどこかに足を突っ込んで、
驚いた自分のせいでできた傷かもしれません。

でも、押しつぶされたような傷口の形状から、
どうしてもとあるワナを思わずにはいられません・・・。


功は、随(まに)や他の子と無邪気に遊び、人の手からオヤツをもらえ、
一定の距離をあけつつもこちらが静かにしていれば
パニックにもならず、自由に動き回ります。
知らん顔をしていれば、そっと匂いを嗅ぎにきたり、
他の子がいい子いい子されているのを、じっと観察したりしています。
最初から、人が怖くて仕方ない子とは、ちょっと違うと感じます。
人を信頼し、甘えたことがある子のように思えます。

それなのに人を信用できないのは、
とんでもなく怖い思いをしたからな気がしてしまいます。

センターに収容されていた時に送られてきた写真に写る功は、
今も怖がりな功だけど、今の功とはまったく違う怯えきった顔でした。

こんなに幼い子を、誰がそんな目に合わせた?
こんなに幼い子が、なんでそんな目に合う?
答えのわからない疑問に向かい合うたびに、
どうしようもない憤りを感じます。

もし功が、ワナにかかって足先が千切れた人の子だったなら、
世界中が震え上がるほどの事件です。
でも功は人の子ではないので、
預かり先がなければ誰にも知られることなく
処分されるしかなかった子です。

そうゆうところが、チビスケ母はどうしても「嫌」です。
どうしても、どうしても、
新入社員の時の未熟な自分のまま、相手の気持ちも考えずに、
思い切り「嫌」という心が顔に出てしまいます。



今日のお話はチビスケ母の勝手な想像です。
なにがあったのか、今となってはわかりませんが、
ひとつわかっていることは、功が怖がりだということです。

随(まに)が怖がりだった頃、チビスケ母は随を叱りませんでした。
でも今は、いけないときは叱られる随です。
知らない人は今でも怖い随だけど、
チビスケBIBIや父や母のことは、もう怖くありません。
だから普通に叱られます。

功もいつか、いけない時は普通に叱られる子になって欲しいです。
どうか功が、ゆっくりでいいから、人と暮らすことに、
心から安心できる子になれますように。

本日のお写真は、
IMG_43571502.jpg
ニャンコの侶(とも)が気になる気になるな、功で~す♪

*****   *****   *****


と言った、内容でした。

きっと、ご飯をくださっていたその方が、
いつもいつも優しかったから、
チビスケ母たちの手の匂いを嗅いでくれるんですね。
ワナは、功の足に食い込んだままだったそうです。
仕掛けた人間が外したわけではなかったのですね。
ワナごと抜き去るほどのパニックになった子犬。
痛みよりも恐怖が勝ったのですね・・・。
功は、ワナを引きずりながら、逃げたのですね・・・。

痛みに勝る恐怖って、いったいどれくらいのものでしょう。

チビスケ母の想像には、たくさんの誤りがありましたが、
でもワナに対する嫌悪は、想像した時のままです。

ワナって、卑劣だと思います。
どんな理由があっても、
功がかかってもいい言い訳にはならないでしょ。
そう思います。

功は短いアンヨでずっと野良ちゃんとして
生きていくしかなかったかもしれません。
野良ちゃんとして生きていくには、過酷過ぎる障害。
保護されたおかげで、生きるチャンスを得られたんですね。

こんな幸運な親子ですもの、
なにがなんでも優しい優しいご家族と出会って欲しいです。
なかなかいぬ親会にも参加できないチビスケ母ですが、
次回の品川、短時間ではありますが、(1時間くらいの滞在かも)
お母さんのほののんちゃんにも会いたいし、
功と一緒に参加しようと思います。

素敵なご縁がつながるよう、祈っててくださ~い。
って・・・、まだだいぶ先ですが。(ガハハ)

最後になりましたが、U様、親子にご飯を与えてくださり、
ありがとうございました。
U様がつないだ命、なんとか本当の幸せへとつなげたいです。
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