温(おん)改め生(いく)のこと・・・。

温(おん)改め生(いく)と聞いても、
お顔がすぐに浮かぶ方は少ないと思います。
もう10年以上も前の預かりっ子。
そしてあっという間にまん丸の幸せをつかんで、
ちばわんを卒業していった子です。

2005年の夏のある夜、前を歩く男の人が公園のごみ箱に
なにかを捨てたのを目撃したちばわんメンバーがいました。
(ゴミじゃない!生きてた!)
そう思った彼女は、大急ぎでゴミ箱に駆け寄り、
暗がりの中、今ごみ箱に捨てられたなにかを必死で探しました。

見つけたのは・・・、真っ黒な子猫。

他にもいるかもしれないと、くまなく探しましたが、
いたのはまだへその緒がついたままの真っ黒な子猫だけでした。
大急ぎで家に連れ帰り、暖め、ミルクを飲ませ、
なんとか無事に生きて欲しいと手をつくしました。

乳飲み子は一日に何度もミルクをあげなくてはなりません。
お勤めしている彼女にはその時間が取れず、
真っ黒な子猫はチビスケんちにやってきました。
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無事に生きて欲しい。
しっかりと温もりを保ち、元気に生きて欲しい。
そう願って、温(おん)と名付けました。

チビスケんちに来た時も、まだへその緒がついていました。
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その頃、チビスケんちには有(あり)という子猫もいました。
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有もまた、優しい方に救われた命です。

温と有です。
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子猫の有を大きいと感じるほど、温は小さい小さい命でした。

ワンコはまだ笑(わら)と寿々(じゅじゅ)と楽(らく)しか
いなかったチビスケんち。
温に対してワンズは、まるで我が子のように
甲斐甲斐しくお世話してくれました。

温と笑です。
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そして温と寿々です。
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こちらは温と楽です。
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真っ黒な温のお顔を写真に撮るのは、なかなかに難しく、
やっと可愛いお顔が良く見えたお写真が撮れたのがこちらです。
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順番待ちになるほどのワンズの温へのお世話は、
見ていて本当に微笑ましかったです。
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まだ認知症になる前のチビスケBIBI(チビスケ母の母)も、
新しい預かりっ子が来ると聞くと、
いつもいそいそとチビスケんちに遊びにきました。
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チビスケ母の動物好きは、間違いなくBIBI譲り。
久しぶりに子猫にミルクを飲ませることができて
嬉しくて仕方ないBIBIです。
こ~んなにちんまいのに、回りの者みんなを幸せにしちゃうなんて、
本当にすごい存在です。

日に日に猫っぽくなっていった温。
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べらぼうに可愛い、ハンサムボーイになっていきました。
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いつだって楽しそうで、
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シッポをピンと立てて、エッヘンと威張りながらノシノシ歩いてました。

物心ついた時からワンコや人に囲まれて育った温。
天真爛漫そのものでした。
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温が来た後に、ハッピーという女の子ワンコが来ました。
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ハッピーもまた、甲斐甲斐しくお世話し、一緒に遊んでくれました。

そしてハッピーがまん丸の幸せをつかんだ後、
笑顔(えがお)という子犬の女の子が来ました。
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ちびっ子同士、とっても仲良し。

ガウガウしたり・・・、
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一緒に寝たり・・・。
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気の合うふたりは、お届け日も一緒だったんです。
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もちろんニャンコトイレでもできたけど・・・、
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ワンコトイレでシッコもしちゃう温でした。
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ふと見たら、こ~んなポーズ。
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温を見ると、いつだって笑顔になりました。

そして可愛くて、甘えん坊で、笑わせてくれる天真爛漫な子猫の温は、
あっと言う間にまん丸の幸せをつかみました。
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このお写真でわかったらすごいかも~。

実は温、温が来たときすでにチビスケんちの預かりっ子だった
有んちのご家族に迎えていただけたんです。
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そして、生(いく)という素晴らしい名前になりました!
ちんまいながらも活発な生。
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すぐにお家にも慣れ、あっという間に遊びだしました。
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チビスケんちで過ごした預かりっ子時代も楽しかったろうけど、
やっと生にもまん丸のまん丸の幸せが訪れた日でした。

箱の中の小さな温をのぞき込む有のお写真と、下のお写真、
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どちらも有&生。
生、男の子だもんね。
大きくなっても不思議じゃないけど、
それにしても・・・デッカクなったね~。

送っていただいたお写真の中に、
生のたくさんのたくさんの幸せがありました。

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分身の術?
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いえいえ、奥が生です。

生んち・・・、増えてます。
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言葉にすることもはばかられる状態で保護された子猫。
優しい人に出会えて、本当に良かったです。

そんないたいけな子に・・・、
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暴挙?な生。

立派に成長した生。
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脱力しきった生。
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お届けした日から10年と半年くらい・・・。
生は楽しく楽しく生きました。

一番の甘えん坊の生は、名前を呼ばれると「キャ~」と鳴きながら
いつも走り寄ってきたそうです。
いつの間にやらワンニャンてんこ盛りになったお家で、
美味しいものた~くさん食べて、みんなと一緒にた~くさん遊んで、
大好きなご家族にた~くさん甘えて、
愛されて、愛されて、愛されて、愛されて・・・、
世界一の幸せ者になりました。

突然具合が悪くなり獣医さんに診ていただいた生。
腎臓がほとんど機能していないと言われたそうです。
生きているのが不思議なくらいだと。
でもご家族は、諦めませんでした。
良いと言われることを全力で試し、そして生もご家族の思いに応えました。
もうダメと思われていたのに、
もしかしたら大丈夫かもと獣医さんい言われるほど回復したんです。

それなのに・・・。
今は離れて暮らしている息子さんが戻られた日、
生は頑張っている姿を見せてくれました。
その息子さんを駅まで送り、ご家族がお家に戻った10分後、
ママの腕の中で、生は旅立ちました。

それは、3月5日のことでした。
ちょうど上映会の準備に追われていた頃でした。
ママはチビスケ母が忙しいだろうから煩わせてはいけないと
ご連絡をずっと後にしてくれたんです。
3月5日、自分はなにをしていたのだろうと振り返ったら、
写真展のためのパネルを二枚ずつセットにしようと徹夜していた夜でした。
生のことを聞いていたら、
果たしてその作業を終えることができていたか自分でもわかりません。

前日は、ご家族のおひとりのお誕生日だったそうです。
ご家族全員が揃うのを待ち、
離れて暮らす息子さんにも頑張る姿を見せ、
ママの言葉を借りればヘタレなママがオロオロする時間を少なくするために
ママがお家に戻ってたったの10分でママの腕の中で旅立った、
あまりにもあまりにも見事過ぎる最期だったそうです。

この10年、ママとは何度もお会いしてました。
でも有の正式譲渡の日に生をお届けしたその日が、
有と生に会った最後の日でした。
会うことはなかったけど、
有と生の幸せっぷりはママからたくさんたくさんお聞きしてました。

11歳だなんて、早すぎます。
ママからのご連絡はメールでした。
生の名前を口にするだけで涙が出てしまうからと・・・。

11歳だなんて、早すぎです。
こんなにも愛されて幸せだったのに・・・。

でももう生きることができなかった生は、
大好きな大好きなご家族に、
最後の最後、あんなに見事なお別れを披露して、
精一杯の恩返しをしてくれたのかなと思いました。

預かりっ子時代の写真を見ていたら、10年以上前のことなのに、
生がヨチヨチ歩く姿とか、走り回る姿とか、
甘えてくれる姿をありありと思い出しました。

本当に、可愛かった・・・。
べらぼうに、可愛かった・・・。

もっともっと生きていて欲しかった。
ご家族と一緒に、もっともっと幸せな時間を過ごして欲しかった。

生がもういないと思うと、
どうにもならない寂しくて悲しい気持ちに襲われます。
それでも、チビスケ母には救いがあります。

生は、ごみ箱から救い出されたあの時から、
いつだって幸せで楽しくてご機嫌だったと思います。
あまりにも早すぎるけど、
生きている間、
ず~っとず~っと幸せでいてくれたことがチビスケ母にとっての救いです。

ご家族さま、生に幸せな時間をたくさんたくさんくださり、
ありがとうございました。
あれほど可愛い生を失った悲しみが簡単に癒えるとは思いませんが、
いつか可愛い可愛い生のこと、たくさんたくさん教えてくださいね。

勝手な勝手な想像ですが・・・、
なんだか生は、ママが泣きながら生の名前を呼ぶたびに、
きゃ~って言いながらそばに来て慰めてくれてる気がします。

ごめんね、ママ。早すぎちゃったよね。
でも僕は、ずっとずっとそばにいるからね。

って言ってる気がします。

きっと、そうだと思います。
見えないけど、きっとママのこと慰めてくれてると思います。

お届けの日、ご機嫌で登ったキャットタワー。
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同じ場所とは思えない・・・立派に立派に育った生です。

生、幸せに生きてくれてありがとう。
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