BIBIとの暮らし

気づけばあまりにも長くブログの更新が怠っておりました。(汗)
お越しくださってた皆様、ホントにホントにごめんなさい。
あんなに暑い夏だったのに、
ここ最近肌寒ささえ感じる秋の気配が漂ってまいりました。
テンテコ・テンテコ・テンテコテン、と舞っていようがいまいが、
月日は誰の上にも平等に流れていくのだな~などと
感慨深げに思う今日この頃・・・な暇もなく~♪(笑)

いや~、舞いました、舞いました。
思う存分テンテコ踊りを舞いました・
バブルの頃、とあるディスコでセンス持って夜通し踊ったお姉さんたちに負けないくらい舞いました~。
な、気がします。(ガハハ)

二年ほど前、自宅のベランダで転び、膝のお皿を割ってしまったその日から寝たきり生活を余儀なくされたチビスケ母の父、チビスケGをチビスケんちに迎え始まったGとの介護生活。
初めての介護に、なにもかもが後手後手で
次こそは次こそはと思いながらの毎日でした。
寝たきりとはいえ認知症の気配はあまりなかったGですが、それでもベッドの上から一歩も自力で降りることのできない暮らしの中で、少しずつ認知症と思しき症状が見えてきました。
今年は認知症と上手に付き合うのが目標だ~とお正月に思っていたけど、
Gとの暮らしは1年にも満たないまま目標を立てた
その月の終わりに突然終わってしまいました。

Gが逝った後、ブログに長年の確執を持つ折り合いの悪かった父娘と書いたことに驚かれました。
仲の良い親子だからこそ、寝たきりになったとき引き取ったと思われていた方も多かったかもしれません。

でも、ホ~~~ントに仲の悪い親子でした。
人様に後ろ指さされることなく、
真面目に律儀に保守的に生きることを娘に求めた父。
なににでも興味があって、放っておけば糸の切れた凧状態でどこにいったからわかりゃしない~な娘。
求めるものが違い過ぎて、口を開けば喧嘩ばかり・・・。

それでもワンニャンを保護できて父親を保護できないのはおかしいよね・・・と妙な理屈をこねてGを引き取り、そしてGの介護が終わったとき、お葬式で泣けて泣けてしかたない娘がいました。

大嫌いだったはずのGとの時間の中で、
親子だからこそぶつかったわだかまりがいつの間にか消えていました。
介護は楽チンで楽しいとは言いません。
でも、介護する時間があったからこそ、
最後はGのことを好きな娘に戻れました。
反抗期を迎える前までは、
Gのことが好きな娘だったこと、思い出せました。

って、またまた前置きが長くなりました。
ここからが今日の本題です。(汗)

Gに反発し糸の切れた凧状態の娘だったチビスケ母ですが、
それでも人の道から外れもせずグレることもありませんでした。
(ちょっとはハズレたかもしれませんが・・・)

チビスケ母がGに反抗しながらも常にいい子でいたのには、訳があります。
それは幼い頃から、チビスケBIBI(チビスケ母の母)という爆弾を抱えていたからです。

BIBIは、チビスケ母が物ごころつく頃にはとても体の弱い人でした。
小学生のチビスケ母は、毎週のように大量の食材を買い出しに行くBIBIに付き添い、重い重い荷物を運びました。
そうしないとBIBIが寝込んでしまうからです。
お出かけしてもBIBIを急がせることはできず、電車が来ると一番乗りをして他の大人を押し退け、空いてる席を陣取ります。
子供は立っているのが当たり前な風潮の時代、ちゃっかり席に座るたびに向けられる回りの大人からの非難の視線。
でもそれは後からゆっくりやってくるBIBIのための席でした。
どんなに白い目で見られても、座らせなければ寝込んでしまう。
そう思うと他の人の都合などまったく目に入らない子供でした。

チビスケ母が年頃になり、美容体操が流行ったからとBIBIと二人で真似してみれば、晩にはすっかり具合が悪くなり寝込むBIBI。
そしてGになにをしたんだと怒られるチビスケ母。
ただ・・・楽しかっただけなのに・・・。

パチンコしてみたいね~とお買い物のとき突然イタズラな目をしながら言うBIBIに連れられ、昼間のパチンコ屋さんに初めて入った母娘。
その晩、やっぱり寝込むBIBI。
そしてBIBIは寝込みGに怒られるチビスケ母。
ちょっと・・・覗いてみたかっただけなのに・・・。

体が弱いくせに、楽しいことが大好きなBIBI。
○○しようよ~。○○行こうよ~。
そう言われれば、その思いを叶えてあげなくてはと思う娘。
そしてGに怒られる・・・。
チビスケ母が子供の頃から、そして今もBIBIは弱いままです。

小学生のチビスケ母は、
BIBIとの暮らしがそう長くは続かないと思っていました。
大好きなBIBIとの別れの日が来ることに恐れおののき、
毎晩のようにこっそり泣いていました。
なので、Gの介護をしている日々の中、チビスケ母が50歳になった日に
GとBIBIと一緒に写真を撮れたとき、どれほど嬉しかったことか。
50歳どころか、大人になるまでBIBIと過ごせるとは思ってもいなかった娘は、娘の誕生日など忘れ、おめでとうの言葉もなければお誕生会もないその日、
GやBIBIの老いも忘れて小躍りしたくなるほど嬉しかったのです。

大嫌いなGとは対照的に、弱いBIBIを守り続けた娘は
BIBIのことが大好きでした。
なのでまたまた突然始まったBIBIとの介護生活は、楽しいと思えるくらいのことでした。

だからこそ、日に日に弱っていくBIBIを見て、
ちっとも冷静になれない自分がいました。
今度こそお別れに向かって歩き始めた実感に襲われてしまったからです。

5月の末頃、チビスケ父のお休みの日、
チビスケ父の母とBIBIと一緒に箱根にドライブに行きました。
IMG_8544201209.jpg
足腰も弱り、食も細くなったBIBIですが、
それでも一人で歩くことができました。

その後、体調を崩し入院しましたが、胆石とわかり手術も無事終わり退院。
そして退院後一週間ほどして、夜は家族がいるものの昼間は一人の暮らしだったBIBIが、もう一人でいられないと言うのでチビスケんちで過ごしてもらうことに。

チビスケんちに来ることになった日、何十年も前からお互いのお誕生日に行ったりしてた近所のレストランラ・マーレ・ド・チャヤでお食事しました。
IMG_9511201209.jpg
乾杯のとき、「退院おめでと~♪」と言ったチビスケ父&母の声を
小耳にはさんだお店の人。
BIBIが注文したデザートのプレートの上には
「退院おめでとうございます」の文字が。
この時もたくさんは食べられなかったし、ナイフとフォークを使うのが難しくなってお箸を用意してもらったけど、普通に食べ、歩くことができました。

チビスケんちに来たら来たで、いろいろ必要な物がでてきます。
保険証なくした(汗)・・・とか言うしで、いろんな手続きもあり、
あちこちお買いものやお役所やと行かなくてはならないところてんこ盛り。
そんなあれこれも、ゆっくりゆっくりだったけど、
しっかり自分の足で歩いてこなしてくれました。

いろいろな用事が一段落し、
チビスケGのお墓参りに行こうか~ということになった日。
IMG_9512201209.jpg
すっかり痩せてしまったけど、眺めのいいレストランでお食事した後、
記念写真をパチリ。

いろいろ準備が整って、ホッとしたのかな・・・。
いろいろ準備が忙しくて、疲れちゃったのかな・・・。
この後、胸の苦しみを訴えるようになり、寝込みがちになったBIBIでした。

ベッドに寝るBIBIのまわりはこ~んな感じ。
IMG_3434201209.jpg
左が共(みた)で右が愛(いと)です。
BIBI、パジャマ姿。
高齢とはいえレティーなのでハートてんこ盛りで隠しちゃいま~す。

少し休めば良くなるのかな~と思っていたものに、それから坂を転げ落ちるように日に日にいろんなことができなくなりました。
IMG_3439201209.jpg
久(ひさ)もBIBIと添い寝。

胸の苦しみは訴えなくなりましたが、食欲もなく、水分補給もほとんどしなくなりました。
夜中、一時間おきに起こされ、お水が飲みたい、おトイレに行きたいと言っていたのに、夕ご飯の後、起こさなければ朝までずっと寝ていたり・・・。
最初は上手に使えなくなってはいたものの、お箸を使ってご飯を食べていたのに、スプーンでなければすくえなくなり、そのうちスプーンを口元まで持ち上げることさえできなくなりました。
かろうじておトイレだけは行きたいと言ってくれましたが、ベッドからおトイレまで一人では歩けず、両手を持たなくては転んでしまうほど・・・。

そしてほとんど話さなくなり、
ご飯も食べさせてあげなくては食べなくなりました。
目を開けていられず、朦朧としていることが多く、眠ってばかり・・・。

なにがどう悪いということではなく、全部が落ちている。
そんな感じのBIBIを見て、予約なしで行けば長く長く待つことになる病院にはなかなか行く気になれず、ちょうど通院予約が入っていた日まで、自宅療養の日々でした。
病院に行く前日のBIBIです。
IMG_3453201209.jpg
ベッドの脇で座っていたけど、座っていられなくなって後に倒れたら、そこに寿々(じゅじゅ)が。
「お母さん、寿々を枕にしてるよ。」
「え~。(笑)」
楽しそうなので、そのまま寿々には枕してもらいました。

そして病院へ。
久しぶりの洋服。久しぶりのお化粧。
でも病院に着いてもほとんど歩けないので正面玄関から車椅子。
クッションのない車椅子に同じ姿勢でずっと座っていても、
痛いとも言いません。
順番が来てBIBIに会ったとたん先生が
「入院しましょうか~。」と言ってくださいました。
一か月ほど前のBIBIとあまりにも違うので、
なんでこうなったのか調べた方がいいですねと。
入院するにあたり、病名はなんですか?と看護師さんに聞かれた先生は、
「う~ん、なににしましょうかね~。反応がものすごく悪いから意識障害かな。」と。

チビスケ母、なにかおかしいと思いはしたけど、
どこが悪いかはまったくわかりませんでした。
高齢だから仕方ないのかな~。
チビスケんちに来て一人で頑張らなくて良くなってホッとして、
認知症が一気に進んじゃったのかな~。
取り留めもなくそんなことくらいしか思いつきませんでした。

結局、原因はまだはっきりわかりません。
入院後、熱が出て肺炎を起こしました。
そしてこのまま弱ってしまうのかしら・・・と思う日が続きました。

BIBIんちとチビスケんちと病院はどれも近場です。
日々病院に行く道すがら、どこを走ってもBIBIとの思い出が溢れてます。
もしかしたら、BIBIとの暮らしがもうなくなってしまうかも・・・。
そう思うと、そこかしこに散りばめられた思い出の中、
泣けそうになって泣けそうになって仕方ありません。

介護生活に入る前の大嫌いだったチビスケGの時でさえ、危篤と聞いて病院に向かう車の中で、なんで泣けるんだろ~と不思議に思いつつも涙が出たのですから、相手が大好きなBIBIともなれば、それはもう心の中が大波小波のザワザワで溺れそう・・・。
息をするのも苦しくて仕方ない毎日でした。

でもふと思ったのです。
いつか来る別れの日までの時間を悲しんで過ごそうが、大切に思い一緒に過ごせる機会を持てたことを喜んで過ごそうが、時間は同じように流れていくんだったっけって・・・。
残された時間があとちょっとしかなかったとしても、その時間を泣きながら過ごすより、まだこの世で一緒にいられてるね~って思って過ごすほうが100万倍いいよね~って。

大好きな人だから、そう思ったからっていつもそう思いきれるとは限らないけど、そう思ったら楽になれました。

で・・・、昨日からBIBI快方に向かってます。
元気になれるなら、チビスケ母の大波小波な
ザワザワな時間を返せ~!!!と言いたい。
50歳のお誕生日をGとBIBIと一緒に迎えられた日、
小学生のチビスケ母が夜な夜なBIBIが死んじゃうかも~と
泣いた涙を返せ~!!!と思ったように・・・。(笑)

熱もまだ下がってないし、酸素吸入も続いているし、高齢だしで、
まだまだもう安心ですね~とは言ってもらえないBIBIですが、
一時のもしかしたら・・・な日々からはどうにか脱却。

そんなわけで、BIBIがチビスケんちにいたら行けなかった
湘南地区のいぬ親会に、根(こん)と一緒に参加しま~す。
IMG_3440201209.jpg
母さん、前置きも長いし本文も長すぎ・・・。
玉、退屈~。
と、言ってるかもな可愛いポーズでお外を見る玉で~す。

ホント、長々と私事を綴ってしまいました。
最後までお読みくださった皆様、ありがとうございます。
またポチポチ、更新していきますので、よろしくお願いいたしま~す。

あっ、まだ湘南参加申し込みしてなかったっけ・・・。
急がねばで~す。(汗)
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元預かりっ子の小梅が、2008年5月14日、千葉県習志野市新栄付近から迷子になってしまいました。
詳細及びポスターは→こちらです。ご協力、どうかよろしくお願いいたします。
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準備が整いしだい
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成犬・男子・根(こん)
願い叶わず、2014年4月11日
虹の橋へと旅立ちました。
成犬・男子・照(てる)
願い叶わず、2016年3月17日
虹の橋へと旅立ちました。
成猫・男子・兎々(とと)
願い叶わず、2017年11月4日
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願い叶わず、2017年12月29日
虹の橋へと旅立ちました。
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願い叶わず、2018年2月14日
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