チビスケBIBIの回復っぷり!

去年の8月の末、どうにも一人でいられないと、
チビスケ母の母、チビスケBIBIがチビスケんちに来ることになりました。

その後、坂を転げ落ちるように具合が悪くなり、
9月には原因不明の意識障害で入院。

6月に体調を崩して入院したとき、薄々感じてはいたものの、
BIBIが認知症になっていたことを思い知りました。
そんなこともあったので、その後、認知症に効くお薬を飲むようになり、
8月の計画入院のときは、とても快適に過ごしてくれました。

でも9月の入院のときは、お薬云々のレベルではなく、
とにかく命をつなぎ留めましょう・・・という緊急事態。
入院してすぐ返答もできないくらい意識が低下。
そして肺炎を起こし、大丈夫だとは思いますが年齢や今までの病歴をみると
なにが起きてもおかしくないですと言われました。
でもその後、幸いにも病院の皆さんのおかげで回復に向かったBIBI。

ただ・・・、
目覚めた時のBIBIはとんでもない荒くれ者に変身していました。

いつお見舞いに行っても、眠っているとき以外は
ずっと自分の体を両手で叩き続けていました。
起きているときはほとんど妄想の世界にいて、
BIBIの世界に同調できないとものすごい勢いで怒ります。

朗らかで、優しくて、楽しい人だったのに・・・。
顔つきまで変わって、まったくの別人になってしまいました。

それでも体調は回復し、11月の初めには退院することができました。

戻った当初、多少良い時もありましたが、
起きてるときはずっと自分の体を叩くという動作が止まりません。
ひどい時には、数時間に数分休むことはありますが、
連続で27時間叩き続けていたこともありました。
丸一日、仰向けに寝たまま両手を万歳するようにあげ、
そのまま勢いよくお腹の上に叩き下ろします。
バン、バン、バン、バン・・・。
手のひらは真っ赤に晴れ上がり、ずっと息切れしながら、
それでも動作は止まりません。
無理に抑えれば怒ったり、助けて~とか、警察呼んで~とか叫びだすし・・・。

最初の頃は、丸一日起きて叩いて、
翌日、丸一日、昏々と眠るという感じでした。
幸い季節は冬で窓は閉まっていましたし、BIBIの声はそんなに大きくないのでご近所の皆さんが何ごとか~と駆けつけてくることはありませんでしたが、
完全否定され続ける時間はやはりストレスを感じずにはいられません。
それと共に、そんなに丈夫じゃないBIBIの心臓がとても心配でした。

認知症のお医者様に相談したところ、
安静にさせるにはお薬しかないですよと言われました。
でもそれは、本人の意志とは関係なく眠らせるということのようでした。
それでも、せめて夜は眠らないと体が持たないという思いで
お薬をいただきました。

安定剤のようなお薬は、様子をみながらだんだんに量を増やしていくそうです。
なので、動きが激しい時に飲ませてもまったく効きませんでした。
これでもう大丈夫という思い、すがるような思いで出していただいたお薬がまったく効かなかったときのガッカリ感・・・。
いったいどうしたらいいんだろう・・・。

なんとか動きを止めようと思い、
ベッドに布団ごとしばりつけたこともあります。
指が分かれていない厚手の介護用手袋をさせ、
叩く衝撃を和らげようともしてみました。
力づくで押さえつけ、言葉で理解させようと怒鳴ったことも何度もあります。
でも、そんなことで収まるくらいなら、
自分の意志で動きをで止めることもできたでしょう。

本人の意志とは関係なく、いろんなことができなくなったり起こったり。
きっとそれが、老いというものなんですね。

嚥下機能が低下しているからと、胃ろう処置をしたチビスケBIBI。
(胃ろう処置に関しては、また改めて綴りたいと思います。)
流動食を点滴のような状態で胃に直接流すのですが、
栄養を流しているという認識のないBIBIに
何度チューブを外されたことか・・・。
気づくと甘い匂いの流動食でシーツがびしょ濡れ。

チビスケGはなんでもなかったのに、BIBIは皮膚が弱いのか、
胃ろう処置をしたおなかのまわりが、すぐに爛れてしまいます。
消毒をしてお薬を塗って・・・。
良くなったと思うとまた爛れて・・・。

床ずれにならないよう横向きに寝かせたいのに、
眠っている時でさえ仰向けに戻ろうとするBIBI。
仰向けで一日中体を叩いているのだから、その反動で痩せてゴツゴツ飛びだした背骨部分にはあっという間に床ずれができてしまいました。
出来てしまった床ずれを、これ以上大きくさせまいと
お薬を塗ったり絆創膏をしたり・・・。
でも一日中体を叩くたびに擦れるのですから、
いくらガードしてもどんどん床ずれが大きくなっていきました。

チビスケGの介護経験もあり、入院中のBIBIを見ても自宅介護することにまったく迷いはありませんでしたが、初めての経験に右往左往する毎日でした。

要介護5の認定を受けたBIBIを見て、
誰もがこのまま寝たきりと思っていました。
でも・・・、なにが幸いするかわかりません。
BIBIは、日を追うごとにベッドの上で起き上がれるようになり、
ベッドの縁に座らせれば立とうとし、そしてある日、立てちゃいました。
一日中体を叩いていたBIBIは、本人の意志とは関係なく
滅茶苦茶ハードな筋トレしちゃってたんです。(笑)

立とうとしてから立てるまで、かなり時間がかかりました。
そして立てれば歩こうとしますが、立ててから歩けるまでにも
とても時間がかかりました。
でも、こちらも幸いにもと言っていいと思いますが、
認知症のBIBIは自分が今どんな状態かをすぐに忘れてしまいます。
なので立てないことを忘れて何度も何度も立とうとしました。
そうしているうちに、ある日立てちゃった。
歩けないことを忘れて歩こうとしているうちに歩けちゃった。
なので特別リハビリを頑張らせたわけではなく、
前と同じという勘違いがBIBIを回復させてくれたのだと思います。
もちろん歩くといっても、いつ転倒してもおかしくないといった程度です。
お外に行くときは、今も車椅子でなければとても移動はできません。

BIBIは今、チビスケ父や母と同じ食卓で、同じご飯を食べています。
おトイレにもまだまだ危なげな足取りではありますが、
自分で歩いて行って自分で用を足します。
介助なしでは無理ですが、2月になってからは
自宅のお風呂に入れるようになりました。

退院後、週に一度の訪問看護。
そして週に二度の入浴サービスをお願いしていました。
お借りした用具も、フラットにもなるあちこち角度を変えられる車椅子。
家から外に車椅子で出るためのスロープ2組。
頭と足部分が別々に動く高さが変えられる電動ベッド。
床ずれ防止用の電動エアマットレスなど、たくさんの介護支援を受けました。

でも今は、軽量車椅子と頭側だけ持ち上がる高さの変わるベッドと、
電動ではないマットレスをお借りしているだけです。

少しずつ起きれるようになるにしたがって、
退院当初の体を叩く動作はすっかり収まりました。
日によってではありますが、調子が良ければ
冗談でチビスケ父や母を大笑いさせてくれるほどおしゃべりしてくれます。
言えなかった生年月日もある日突然思い出し、
家族構成もたいてい覚えています。
一度失った記憶は戻らないのかと思っていましたが、
思い出すこともあるんですね。

ニャンコはみ~んなミーちゃんだし、外出は今も車椅子。
以前のBIBIに戻りました~と言える日は、
残念だけどきっとこの先もう来ないと思います。
それでも入院中のBIBIを見て、こりゃ無理だわさ~と
連れ帰ることを諦めなくて良かったな~と今は思います。
でもチビスケ母はものすごい未熟者なので、今はそう思いますが、
先のことはてんでわかりません。
あの時、連れ帰らなければ良かったなぁ~と思わずに、
BIBIとの同居をこれからも続けていけたらいいな~と思うので、
無理せず大雑把に頑張らずに過ごしたいと思います。

そして、記せずにはいられない大切なこと!
BIBIの目覚ましい回復は、
ワンニャンのおかげによるところがとても大きいです。

会話も通じず、寝たきりのときでさえ、
大好きなニャンコを抱っこしたいと手を伸ばしたBIBI。
気まぐれなニャンコが腕から逃げようとするのを、
一生懸命留まらせようと体を動かすBIBI。
やっとベッドの縁に座れるようになったとき、
BIBIはニャンコをじゃらしてました。
床に座れるようになると、てんこ盛りのワンコがまとわりついてきます。
可愛い可愛いと頭を撫でたり、膝の上に顔を乗せられ重くなってどかしたり。
ベッドからおトイレに行くまでの間にゴロゴロ寝ているワンニャンを
おぼつかない足取りで、踏まないように緊張しながら歩いたり・・・。

手を伸ばせば届くところにワンニャンがいるチビスケんちのリビング。
医療面、衛生面からしたらとんでもない環境らしいですが、
どうアガイテモBIBIはチビスケ母の母。
こんな娘をこの世に生み出してしまったのですから、
こんな環境で老後を送ることになってしまったのも仕方ない。
チビスケG同様、BIBIにも、まっいっかぁ~と思ってもらいましょ~♪

でもってここ最近は・・・、
活発になり過ぎなBIBIから目が離せないというテンヤワンヤな毎日で~す♪


リビングまで浴槽を持ってきてお風呂に入れてくださる入浴サービス中、
ケージに入れられちゃってたニャンズたち。
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テレビを見るBIBIのまわりはワンズてんこ盛り。
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可愛いからお膝のお顔乗せられると嬉しいけど、
だんだん重くなる~なBIBI。
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暮れに転倒して後頭部をザックリ切ったBIBI。
チビスケ母に大雑把に消毒され絆創膏貼られました。
おかげで髪の毛とかせずボサボサです・・・。

ベッドから一人で降りられるようになった頃から、
お留守番してもらうのが不安になりました。
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チビスケ父のお休みの日、お買い物にも一緒に行くようになりました。

お天気のいい日、近所の立石海岸へ。
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この日のことを、数日経っても覚えていてくれたBIBI。
ついさっきのことも忘れちゃうBIBIだけど、
楽しいことは記憶に残るのね・・・と知りました。
一緒に行けるお出かけは、たくさんたくさん行こうね~。

行かれたことをとっても喜んでくれた初詣。
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三が日が明けて、人通りが少なくなった頃、
鎌倉の鶴岡八幡宮へ行きました。

歩けない人も、階段の下で詣でることができます。
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BIBI、立ててるね~♪
転ばない用、チビスケ父が後で待機してます。

来年は、
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上まで行かれるといいね~。

お世話になった至れり尽くせりの車椅子。
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座りながら自分の体を支えることもできなかったBIBIにとって、
本当に頼もしい存在でした。
大変だった時に、ホントにホントにありがとう。

新しくお借りしている車椅子。
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背もたれも倒れないし、クッションもないけど、
今のBIBIにはこれで十分です。
(お座布団用のクッションは買いました。)

外食だって行けちゃいます!
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もう一度、お箸を使ってご飯が食べられるようになるとは。
って、なにげにお箸で挟んでいるのは・・・パンですけど~。

そして、感謝、感謝のワンニャンズ。
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代表してBIBIに抱っこされる玉(たま)で~す♪



この幸運を、きっときっと、大切にします。


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